iOSアプリの公開手順まとめ 2024年度版 5日目(AdMobの実装)

アップル信者<br>

5日目は、
Google AdMobの実装・手続き
について解説します。

アップル信者<br>

App Storeに公開するとき、
並行して実施した
AdMob関連の手続きをまとめました。

前回、4日目に解説した、アップロード、リジェクト対応などの手続きは以下のページから確認ください。

次回、6日目に解説する、プライバシーポリシー、トラブル対応などの手続きは以下のページから確認ください。

目次

1. Google AdMobにアプリの登録

Google AdMobアカウントが作成済みとして解説します。

アプリで広告収入を得るためGoogle AdMobを登録します。

STEP
アプリを追加をクリック
STEP
プラットフォーム、アプリ登録の有無をチェックし「次へ」をクリック
STEP
アプリ名を入力し、「アプリを追加」をクリック
STEP
「完了」をクリック
STEP
「広告ユニットを追加」をクリック
STEP
「バナー」を選択
STEP
「広告ユニット名」を入力し、広告ユニットを作成をクリック
STEP
「アプリID」、「広告ユニットID」をコピーし、Xcodeに登録する。

以下のように広告ユニットIDを登録して、テストIDと本番ID(上記ID)をすぐに切り替えられるようにしておく。

Google Mobile Ads SDK ガイド」をクリック

2. Google Mobile Ads SDK のアプリへの統合

ここでは、AdMob で iOS アプリを収益化したいが Firebase を使用していない場合について解説します。

STEP
ターミナルを開き、CocoaPodsをインストール

以下のコードを入力し、エンター。パスワードを聞かれるので入力。

以下のように、表示されれば、インストール終了。

STEP
CocoaPodsのセットアップ

以下のコードを入力し、Enterキー。

以下のようになれば、セットアップ完了。

STEP
アプリのある階層へチェンジディレクトリ

同じ名前が2つありますが、外側の階層を選択。

STEP
pod init

以下のコードを入力し、Enterキー。

STEP
Podfileを開き、次の行を追記

次の行を追記し、保存(コマンド+S)。

STEP
pod install

以下のコードを入力し、エンター。

以下の黄色のエラーが出る。

以下のように、Podfileを修正し、再度「pod install」すると、今度はエラーが出ませんでした。

3. Info.plist を更新する

STEP
白いプロジェクトを開く

一旦、Xcodeを終了し、以下の白いプロジェクトを開く。(開くまでに少し時間かかる

STEP
Info.plistへ広告アプリIDを登録

「TARGETS」の「Info」タブを選択し、プラスボタンを押す。

KEY、Value(広告アプリID)を登録

  • Key:GADApplicationIdentifier
  • Value:広告アプリID(STEP8の上のID

さらにプラスボタンを押し、KEY、Valueを登録

  • Key:GADIsAdManagerApp
  • Value:true

続いて、「Info.plist」右クリック、「Open As」、「Source Code」をクリック

Google Mobile Ads SDK ガイド」の以下の内容をコピー。

コピーボタン「赤枠」ですべてコピー後、登録済み「青枠」を削除する。

STEP
Xcodeでビルド

コマンド+Bを実行すると、以下のエラー。

エラー

Sandbox: bash(10648) deny(1) file-write-create /Users/Hiro/iOS-Pro/App/WalDiary/Pods/resources-to-copy-WalDiary.txt

「TARGETS」、「Build Settings」、「All」を選択後、検索窓で「Sandbox」を検索

「User Script Sandboxing」を「Yes」から「No」に変更

再度、コマンド+Bを実行すると、エラーはなくなりました。

4. 広告表示のテスト

STEP
広告用コードの追記

下記のバナー用のコードを作成し、ContentViewで呼び出すようにした。

import Foundation

import SwiftUI
import GoogleMobileAds

struct AdBanner: UIViewControllerRepresentable {
    func makeUIViewController(context: Context) -> UIViewController {
        let bannerView = GADBannerView(adSize: GADAdSizeBanner)
        let viewController = UIViewController()
        bannerView.adUnitID = K.adUnitID //バナー広告
        bannerView.rootViewController = viewController
        bannerView.load(GADRequest())
        viewController.view.addSubview(bannerView)
        bannerView.translatesAutoresizingMaskIntoConstraints = false
        NSLayoutConstraint.activate([
            bannerView.centerXAnchor.constraint(equalTo: viewController.view.safeAreaLayoutGuide.centerXAnchor),
            bannerView.bottomAnchor.constraint(equalTo: viewController.view.safeAreaLayoutGuide.bottomAnchor)
        ])
        return viewController
    }

    func updateUIViewController(_ uiViewController: UIViewController, context: Context) {}
}
import GoogleMobileAds

struct ContentView: View {

    var body: some View {
        ZStack {
       
        }
        AdBanner().frame(height: 50)
    }
}
STEP
広告表示のテスト

画面下部に、バーナー広告の表示を確認。

5. (アプリ公開後)AppStoreの追加

アプリ公開後、広告とアプリの結びつけが必要です。これをしないと広告収入が発生しません。

STEP
Google AdMobでAppStoreの追加

ストアを追加をクリック

STEP
CongratulationsメールにあったURLを入力して検索
STEP
Appを追加

リリースしたアプリが表示されたら、「追加」をクリック

保存ボタンをクリック

完了をクリック

ステータスが「審査中」

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